こんにちは
ティーチングスタッフ 豊田です。
前回の記事に出てきましたが、
『 ローポイント 』 と 『 アタックアングル 』 は
普段の練習でも、多くの方に活用していただきたい指標と考えています。
…が
ローポイントはトラックマン4でもデフォルトで出てこない数値だったりして、
あまりご利用されていない方が多いのかも?!と想像しております。
ショット分析なら簡単に数値を一覧に出せるだけではなくTrackMan Golf APPをご利用すれば今までの練習データは全て蓄積されてスマホでいつでもどこでも表示できますので、ご安心ください!
ローポイントとは
ローポイントとは、よくゴルフで使われる 『 最下点 』 と同意です。
テイクバック以降、
ティーアップしたドライバーヘッドだと、ソールが一番地面に近づいた点。
アイアンだと、ソールが地中に一番深く潜った点が、ボールから何センチ手前だったか、何センチ先だったか
という話という理解で、大まかにOKかと思います。
右ひざから、左ひざ間のヘッド軌道を、小学校の時に授業で先生が使っていた
あの巨大な分度器で例えてみましょうっ!
ヘッドの最下点が、巨大分度器の 90° を示す位置として、
アドレスした自分から見て、ボールの中心点直下と巨大分度器の 90° が重なっているとすると、
ローポイント、ゼロセンチ
ドライバーだと、
自分から見てボールより右側に 90° の目盛りが移動し、ローポイント、は 『 A ( アフター ) 』 の表示に
アイアンだと、
ボールより左側に 90° の目盛りが来て、 『 B ( ビフォー ) 』 の表示というのが一般的なスイングの考え方です。
ドライバーは、
最下点を通り越したヘッドが、上昇に転じた後に、ティーアップしているボールに当たるため、トラックマンの数値 ( センチメートル ) の後に 『 B ( ビフォー ) 』
アイアンはドライバとは異なり、
ヘッドが空中にある状態から、理想では、まずボールにコンタクトして
その後にヘッドが地面に接触し、最下点を迎えるため
ローポイントは、ボールより左側になるので
トラックマンの数値 ( センチメートル ) の後に 『 A ( アフター ) 』 が付きます。
一般的なアマチュアですと、ローポイントは、
ドライバーショットで 『 B ( ビフォー ) 』
アイアンショットは 『 A ( アフター ) 』 をマークしたいです。
近代的な中空モデル等のアイアンなら、1CM未満の B 程度でも破綻ないかと思いますが
高い球過ぎたり、トップになって低い球も出たり、不安定なショットになる可能性があります。
基本的に、この数値が逆になっている方、いらっしゃいませんか?
原因は個々人のスイング特性で異なりますが、
ゴルファーごとに、そうなってしまう理由が必ずあります。
それが改善できれば、トラックマンの数値もその場で変わります!
ドライバーのローポイントが 『 A 』 の方は、
フェース面の上部でボールをヒットしている可能性が高く、
打出し角が高く、バックスピン量が 3,000 回転を超えている場合が多いでしょう。
ドライバーのフェース面最上部とクラウンの境目あたりに、
打痕が残りやい方は、このパターンが疑われます。
アイアンでのローポイントが 『 B 』 の方は、
切り返し後に、上体が右に傾いている方
切り返し後のヘッドの軌道が、インサイド側の低い位置からボールにアタックしている方の他
Trackman 4 でスイング結果を拝見すると様々なことがわかり、それを改善していく、一番の近道を見つけることができます🏌️
ご自身の状態が気になる方がいらっしゃったら
時間が合う時に遊びに来ていただけると嬉しいです!
残念ながら、今回は
巨大コンパスと
巨大三角定規2点セットの出番はありませんでした笑
では、また